考え始めるための手がかり

探究の授業では、子どもが自分で考える時間を大切にしたいと思っています。一方で、「自由に調べてみよう」と伝えるだけでは、何から始めればよいか迷うこともあります。

最初に気になることを書いてみる。何を確かめたいのか、隣の人に話してみる。こうした小さな手がかりがあると、自分の問いを見つけやすくなるのではないでしょうか。

一人で考えてから、対話する

QuestEdでは、まず自分の考えを短く書き、そのあとにAIや班の仲間と話す流れを考えています。話し合う前に自分の考えを残しておくと、対話の中で何に気づいたかを振り返りやすくなります。

AIチャットでは、「そう考えた理由は?」「ほかの見方はある?」といった問いかけを通して、考えを整理することを目指しています。班での話し合いでは、違う意見や経験を持ち寄ります。そして最後に、もう一度自分の言葉で考えを書きます。

最初と最後の考えが大きく変わらなくても、理由がはっきりしたり、まだ分からないことが見つかったりするかもしれません。その変化も、次の授業を考える手がかりになります。

教材とツールが支えること

教材は授業の流れを組み立てるために、AIチャットは一人で考える時間を支えるために、QuestEd Toolsは条件に応じたグループ分けや、アイデアを出して投票し合う活動のために。それぞれの道具を、先生が授業に合わせて使えるように開発しています。

今後は、授業での問いかけや、教材・ツールを使う中で気づいたことを記事にしていきます。現場で試し、振り返りながら、授業づくりのヒントをお届けしたいと考えています。